カボジャパン4日間補綴コースのご案内

 

本セミナーは、日常臨床で捉えづらいオクルージョンや欠損補綴などを中心とした補綴治療に関する4日間コースです。

 昨今、先端医療が注目されるなか、オクルージョンはあまり問いただされなくなったようにも感じています。しかし、われわれが臨床に携わる中、補綴における困難な咬合採得やTMD症例での咬合診断など、下顎位をより良く理解し、絡まった咬合の糸を解くことで処置方針が明らかになってくることも少なくありません。実習では半調節咬合器をハンドリングしますが、“臨床に必要で十分な咬合”についてより理解が深まることと思います。
 また、補綴手法としてインプラントが注目を集めて臨床の流れをリードしているようですが、それだけで患者のニーズに応えることができますか?
 インプラント、テレスコープデンチャー、アタッチメント、インプラント支台の可徹式補綴など、種々のオプションの中から患者さん個別に最も適した、患者にとっても術者においても無理のない、行き過ぎない処置方針を参加者といっしょに考えるセミナーにしたいという思いから内容を組み立てています。
 特に、これまでの臨床経験から、AGCテレスコープは、機能回復のみならず、取り外せることで清掃性が格段に向上し、残存歯を長期に維持して行ける欠損補綴のオプションとして、優れた手法として紹介できるものです。

2022.11.24_永田先生セミナー確認用.pdf


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